臨床検査は、今や医療の現場に欠くことのできない重要な役割を担っています。患者さんにとりまして検査結果は治療の助けとなることは言うまでもなく、一般の方々も含め病気予防の面でも重要な指標となっています。
一方医療のすそ野が広がるにつれ、従来検査薬がないため診断が困難とされてきた希な疾患、判別がつきにくい疾患においても例外なく治療の助けとなる検査データが求められるようになってまいりました。株式会社シノテストサイエンス・ラボでは、日本国内で唯一体外診断用医薬品として認められているギラン・バレー症候群、フィッシャー症候群の診断のための抗ガングリオシド抗体測定試薬や夏型過敏性肺炎の診断のための抗トリコスポロン・アサヒ抗体測定試薬を用いた受託検査を実施し、従来ともすれば置き去りにされてきた希少疾患の患者さんにも診療上重要な検査データを提供しています。
株式会社シノテストサイエンス・ラボはこのような希少疾患の患者さんにも広く等しく検査を受けていただくことを理念とし、そのための受託検査の拡大や加えて将来の体外診断用医薬品を目指す試薬の基礎データ取得のお手伝いを通して臨床検査に貢献できる会社となることを目標としています。